1
12月の例会は19日(土)午後1時から
会場はいつもと同じ弘前大学コラボ弘大6階「白神自然環境研究所分室」です。
お時間のある方は是非どうぞ。
▲
by celastrina
| 2015-11-30 13:28
| 会からお知らせ
|
Comments(0)
11月28日、弘前大学コラボレーションセンター8階の会議室を会場に、
今年、米寿を迎えられた正木先生をを囲み、弘大虫研の有志による
交流会が実施されました。
当日は、先生の教え子や親交の深い方々が集まり、最近の研究成果の
紹介など、活発な情報交換が行われました。
▲
by celastrina
| 2015-11-30 13:25
|
Comments(0)
最近はめっきり数が減ってしまったというマークオサムシ。
古いタトウ紙の中からちょうど25年前、1990年11月に岩木川河口付近で採集した標本が出てきた。展足があまりに酷いので、やり直し。持っていてもこのまま紙包みで放置されるのだからと整形して大学のコレクションに入れてしまうことにした。
昔話をすると年寄りチックだけれど、昔は沢山いたんです。最近はナガゴミムシの仲間も少ないらしい。
▲
by celastrina
| 2015-11-21 15:06
| 鞘翅目 / Coleopt.
|
Comments(0)
弘前大学の白神研に学生会員のサトーさんとワカバヤシ君が標本作りのアルバイトにきてくれています(何れも2年生。サトーさんは蛾屋志望。ワカバヤシ君はCela50号のキタキチョウの報告で短報デビューをしています)。標本をきれいに作るコツは、愛だよ、愛。標本への愛情が、一番だよ。丁寧に、丁寧に。二人とも一廉の虫屋に育ってくれるとよいのですが。どんなもんでしょ。

▲
by celastrina
| 2015-11-20 22:36
|
Comments(0)
Cela編中村が部分執筆に関わった日本昆虫学会発行のInsects of Japan シリーズ。クチブトゾウムシ類part 2が好評発売中です。
出版元の櫂歌書房に確認したところ、著者割引で18000円を16000円で扱うそうです。この本はどれだけ売れても利益は昆虫学会に行ってしまうので私のところには一銭も入らないのですがせっかく出した本ですから、たくさん売れてほしい。ちょっと高い本ですが、甲虫屋さんはどうぞ購入をご検討ください。購入をご希望の方は私までご連絡ください(連絡メールアドレスは会誌Celastrinaで探してください)。
▲
by celastrina
| 2015-11-20 20:05
|
Comments(0)
Cela編中村は先週、ロシア沿海地方にある科学アカデミー極東支部の生物土壌研究所に行ってきました.目的はガガンボ類の標本調査と分布調べ、日本では手に入らない雑誌の入手です。
この研究所のコレクションにはガガンボの標本はそれほど多くない(ロシアのガガンボ標本は私の方が沢山持っている)のですが、やはり出現の季節が違ったり、私の行ったことのない地域、たまたま取り残した虫などはここのコレクションが頼りになります。ラベルがロシア語でも地方ぐらいはすぐに分かるのですが、細かい地名はお手上げ。こちらの研究者の方に地図上で「ここ!」というところを教えてもらわないといけません。ちょっと面倒。 まぁ、この仕事はすぐに終わってしまったので、他の虫も見せてもらいました。沿海地方といえば、ウスリーオオウスバカミキリでしょうか。 
この写真は3年前に撮ったものですが、おおきくて、迫力がありますね。元カミキリ屋としては是非一度、生きているものに出会ってみたいものです。宮崎県で昔見つかった死体はどういった経緯で採集されたのでしょうね。日本にも人知れず分布してくれているとうれしいのですが。↓おまけ。
生物土壌研究所の正面玄関。三年ぶり、4度目の訪問です。青森から直線を引くと福岡より近いのですが、なかなか気軽に来るというわけにはいかない場所です。



▲
by celastrina
| 2015-11-19 18:06
| 鞘翅目 / Coleopt.
|
Comments(0)
私(Cela編中村)は昔から何でも採集します。博物館で勤務していた時はこの性格が大変役立ちました。現在は白神山地の昆虫相を調べていますが、専門にしているガガンボや蚊のような、とびきり華奢な昆虫を一生懸命採集しようとすると、どうしても他の虫がお留守になる。なんとかして、効率よく地域の昆虫を網羅的に収集する方法はないものかと思案、思案。写真は今年5月に白神山地(鰺ヶ沢町佐内沢)に採集に出かけた時の獲物です。これは「甲虫など瓶」の中身、この他に「蝿蜂瓶」、「ガガンボ瓶」、さらに獲物は少ないですが「カタツムリ瓶」などがあり、標本整理が大変。
これから津軽は雪深い冬に向かいますが、冬来りなば春遠からじ。緑と飛び交う虫たちでにぎわう春が待ち遠しいですね。
▲
by celastrina
| 2015-11-19 01:25
| 他の昆虫 / Other Insects
|
Comments(0)
最近、弘前大学の生協で、ピンセットを売っていたので(生物の実験用?)購入して見ました。
「精密ピンセット」とありますが、定価350円。百円ショップのピンセットと大差ありませんな。
大きな虫の展脚をするくらいなら、これでも何の問題もありませんが、先端の調整が必要です。
先輩方には釈迦に説法ですが、若い学生会員向けに、ピンセットの調整をご紹介。
使うのはオイルストーン(紙ヤスリの細かいものでも可)とピカール金属磨き。
オイルストーンは画材屋で扱っている物で、できるだけ目の細かい物がいいです。
けっこう高価で写真に写っている灰色のオイルストーンは5000円ほど。
少し削っては実体顕微鏡/ルーペで先の状態を確認しながら、少しずつ磨きます。


最近、大学では実験や実習の消耗品を大学が全て用意するものだから、生物学の学生であっても自分のピンセットやルーペ、解剖道具など、何も持っていない者がほとんど。でも、ちゃんと学びたいのなら、自分の道具を持たないとだめよ。本当は、最初からいい物を使う方が良いのだけれど、貧乏ですからね、最近の学生は。安い道具を調整して大事に使ってみてください。そうして、自分の道具をしばらく使ってみてからじゃないといい道具の本当の良さは分からないかもしれないし、高価な道具を大切に使う方法も分からないものです。こんな道具を何年か使ってみて、どうしても先生や先輩方が使っているようないい物を使ってみたいと思った時に大枚叩けばいいんじゃないですかね。ちなみに、今研いだ350円のピンセットと、私が愛用しているDumont社製のピンセットでは先端の作りがこれだけ違っています。もちろん、違いはここだけでなく、金属の固さや物をつまむときの柔らかさなど、値段相当に良い物は良いのです。ちなみに、Dumontのピンセットでも私は買ってきたそのままでは使いません。先端を調整し、自分の使いやすいようにカスタマイズすることが大切。
▲
by celastrina
| 2015-11-17 16:17
|
Comments(0)
忠さん持参の美しすぎるスカシバコレクション。弘前大学構内で採集された甲虫標本。ピンセットの話題。などで大いに盛り上がりました。このブログも話題に上がり、無事”公認”ということで。
次回は12月19日(土曜日)午後1時から、会場は同じ弘前大学コラボ弘大6階の白神研究所です。
▲
by celastrina
| 2015-11-14 21:51
| 会からお知らせ
|
Comments(0)
1